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2013'07.31 (Wed)

【2013年7月】「SS紹介記事」リンク一覧【SS紹介まとめ】

 最終日になりました。短い期間でしたが、いかがでしたでしょうか。
 SS紹介記事と、作品のリンクを一覧にして、今回のまとめに代えさせて頂きます。
 一ヶ月間のお付き合い、どうもありがとうございました。


――――――――――


<2013年7月付 アイマスSS紹介記事リンク一覧(全60本+40本)>

・日付クリックでSS紹介記事、作品名クリックで直接SSに飛びます
・他薦枠SS、他薦コメントは、それぞれの記事内で補足してあります


6月26日  はじめに

7月 1日  第一回  01「未来視」あいうえおさん
            02「トライ・アゲイン」5番ファースト置物さん
7月 2日  第二回  03「きらりんのママりん」肉塊さん
            04「宇宙の暇人たちは」森次 奏さん
7月 3日  第三回  05「飲み頃な贈り物」ばんなそかなさん
            06「【モバマスSS】美味しいワインの見つけかた【渋谷凛&柊志乃】」 siropさん
7月 4日  第四回  07『モバP「菜々さんが年齢を偽っていた」』(作者不詳)
            08「【モバマス/安部菜々】どうかさめないで。」雪さん。氏
7月 5日  第五回  09『P「俺だけPって呼ばれるのはおかしい」』体が重いさん
            10『P「小鳥さんが進化した!」』hinaさん
7月 6日  第六回  11「【THE IDOLM@STER】サプライズ・ガール」格無しPさん
            12「輝く方へ」わかめスープマンさん
            13「伊織と貴音とラーメンと」kyoさん
7月 7日  第七回  14「rewind」96moriさん
            15「フェルガーナの歌姫」フクロウさん
7月 8日  第八回  16「向井拓海の場合」とものす/ハスキーさん
            17「アンプラグド・パワーコード」sossoさん
7月 9日  第九回  18「Nothing is over!」さそさん
            19「マリッジ・ブルー」鈍行さん
7月10日  第十回  20「彼女の色」あか。さん
            21「タワーチックおにぎり」わおんさん
7月11日  第十一回 22「あいのうた」tahiriさん
            23「うちのクラスの天海さん」すっきりぽんさん
7月12日  第十二回 24「【旧作】冬の足音」夜の機動戦士さん
            24「【アイマス】近親分離器の転回」kyeさん
7月13日  第十三回 26「When The Sun Meets The Sky」メグレスさん
            27「向かい合わせ」sytloさん
7月14日  第十四回 28「窓ガラス」phalanxさん
            29「最終頁」シマアジさん
7月15日  第十五回 30「アイスシンガー」uleaさん
            31「混色」レシさん
7月16日  第十六回 32「諦めた人の話」竹端佑さん
            33「雪色モラトリアム」鎌鼬さん
7月17日  第十七回 34「在りし日をいだいている。」アマツキさん
            35「那由多の向こう、不可思議の奥へ」とらのさん
7月18日  第十八回 36「バイバイ・アストロガール」アンドゥさん
            37「【im@s】五年後の私達~居酒屋談義~」稜乃さん
7月19日  第十九回 38「私の居場所」はららんさん
            39「知らなくていい」ゆねさん
7月20日  第二十回 40「自分が便所飯を辞めたワケ」コンマイさん
            41「LOST」爆殺デリンジャーさん
7月21日 第二十一回 42「こいのかぜ、ふいた」若燕Pさん
            43「きゅうそねこをかみ」はんのこさん
7月22日 第二十二回 44「遠くにありて思うもの」ソーティさん
            45「なつのおまつり、はじめての。」宙俱さん
7月23日 第二十三回 46「28歳、アイドル」銭喰さん
            47「卵の中の孤独と星と」uniuniさん
7月24日 第二十四回 48「《鷺沢文香》「ありがとう」の女の子」Y氏さん
            49「Intention of the stone 【藤原肇】」 陽一さん
7月25日 第二十五回 50『P「今日亜美と真美の誕生日なんだよ」冬馬「へぇ」』(作者不詳)
            51『モバP「どうした南条、何か悩みごとか?」』(作者不詳)
            52『雪歩「ライフ・イズ・ビューティフル」』千寿屋さん
            53『伊織「そんなモノ、いらない」』あんかけPさん
7月26日 第二十六回 54「行く道の帰る場所」あるさん
            55「◆tq9Kedq9bc氏のアイドル寝取られ体験談まとめ」百舌Pさん
7月27日 第二十七回 56「【新田美波】かわいくないって言われたことない・1」あかつきさん
7月28日 第二十八回 57「しあわせのかたち」にわさん
7月29日 第二十九回 58「◯(マル)あげよう――或いは菊地真の場合」微熱体温さん
7月30日 第三十回  59「夏の夕暮れをもう一度」tonizaburouさん
            60「メモリーフライト」寓話


――――――――――


 *スペシャルサンクス*

 Africatさん・あいうえおさん・あか。さん・あかつきさん・kyoさん・
 96moriさん・grossaさん・sossoさん・ソーティさん・tahiriさん・
 tonizaburouさん・鈍行さん・肉塊さん・にわさん・爆殺デリンジャーさん・
 ぷんとPさん・メグレスさん・雪さん。氏・Y氏さん・わかめスープマンさん

 twitterで記事をリツイートしてくださったかた、SS書き手・SS読み手のみなさま、
 そしてここまでお付き合いくださった全ての方々へ。どうもありがとうございました。

                                2013.07.31/寓話


――――――――――


◆お知らせ(再掲)◆
 先月募集した「みんなのおすすめアイマスSS」には、47作品・全54票の応募を頂きました。
 『おすすめされた作品の、作者ご本人』は、推薦者が誰か知ることができます。
 誰かに推薦された作品=『紹介記事の中で青字のコメントがついている作品』です。

 【対象作品:47本(全54票/うち、コメント有り50票・推薦のみ4票)】

 自作の推薦者を知りたいという方は、下記のアドレスまでご連絡ください。

 寓話のpixivアカウントhttp://www.pixiv.net/member.php?id=323178にメール、もしくは
 寓話のtwitterアカウントhttps://twitter.com/gu_waに、@リプライ or ダイレクトメール。

※連絡はどちらからでも構いません。返信はpixivメール経由でお返しします。(遅筆ご容赦ください)

※「推薦のみ4票」のうち、記事内で(推薦のみ)と明記されていなかった1票に関しては、
 7/13の記事で報告した追加作品のうち、7/2に紹介していた「きらりんのママりん」に頂きました。
 「きらりんのママりん」以外の46作品には、全て青字コメントを添えてあります。
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20:00  |  SS紹介(2013/07)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013'07.30 (Tue)

【SS紹介】「夏の夕暮れをもう一度」「メモリーフライト」【第三十回】

●「寓話のおすすめ一選+自作宛のコメント」枠

※最後の紹介日は、「自分が良い影響を受けた・思うところの多かった作品」を一本選んでみました。

59:「夏の夕暮れをもう一度」 <――――>/作者:tonizaburouさん
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1217229

【あらすじ】
 夕焼け空を見るたび、プロデューサーは自分の元を去っていったアイドルのことを思い出す。
 明るくて、元気で、最後まで笑顔だった彼女と別れたことで、彼はひとつの決心をしていた。

<コメント>
 昨年読んだアイマスSSの中でも、とりわけ印象に残った作品です。【参考→「当時の読了ツイート」
  
 (以下、少し踏み込んだ所感になります)

 昨年の夏、あの状況の中で、この子の話を書く――というのはものすごく難しいことだと思うのですが、
 この作品はありのままの現状と向き合い、彼女が得た唯一の長所(けして良い意味ではない)に気づき、
 もう一度奮起するプロデューサーの姿が描かれています。

 彼女がアイドルとして唯一得た能力 は、あまりにも優しくて悲しい。それは元気さや活発さといった、
 万人が有しているものではなく、「あの状況に置かれていた」彼女が身につけた能力でした。それまで
 個性らしい個性のなかった彼女が有するに相応しい説得力があり、物語に重さを与えたキーワードでも
 あり、そのときの彼女の心境を、最も的確にあらわした個性だと思いました。
 
 オレンジの夕陽は彼女のステージ衣装の色であり、パッションの頭上に輝く太陽のマークでもあります。
 彼女の全てを象徴したかのような本作は、「全ての女の子がシンデレラになれるわけではない、むしろ
 シンデレラになれない女の子の方が大半である」という現実にスポットを当てた掌編です。

 シンデレラまで手が届かない、まだ駆け出し同然なアイドルを、プロデューサーはどう導いていくのか。
 彼女の魅力をどう引き出してあげたらいいのか。「アイドルマスター」の核とも言うべき原点を踏襲し、
 「シンデレラガールズ」の二次創作として昇華している。そして「これは彼女の物語なんだ」と思える、
 その子だけがもつ唯一性を含んだストーリー。――といった、私が日頃「こういう話が書きたいな」と
 漠然と考えている要素が、全て詰まった作品でした。
 
 初めて読んでから丸一年経ち、彼女の状況も良い方向に変化しましたが、今でも大好きな作品です。



――――――――――

・いろんな感想一つ一つに目を通しながら、ふと「自分ならどの作品について語るだろう」と考えたとき浮かんだのが、このSSでした。

・残る半分のスペースは、自作宛に頂いたコメントを掲載して、記事の締めにしたいと思います。


――――――――――



*****


 
60:「メモリーフライト」 <本田未央>/作者:寓話 挿絵:晴嵐改
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1742568

【あらすじ】
 「私、ずっとお礼を言いたかったファンがいるんだ。プロデューサー、聞いてくれる?」
 売れなかった頃の本田未央を励ましてくれたファンに、今ならお礼が言えると思っていた未央だが……。
 
<解説>
 「夏の夕暮れをもう一度」を読んでから五ヶ月後の12月、SR昇格を果たしたその翌日に書いた作品です。
 私なりのアンサーSSのつもりです。本作を気に入ってくださった方は、ぜひ前述のSSも御一読ください。
  
★本作を推薦してくださった方のコメント(二名)★
・未央の話を作ろうとすると、どうしてもゲーム上での不遇の要素が出がちで、暗い部分を避けて通ることは難しいのですが、この作品はそれを逆にプラスに使っているところが見事です。大きな仕掛けはありませんが、そこがまた「うん、あるかも」と思わせてくれる。信じていた対象が違うとわかった時の落胆、自信、感動、うれしさがないまぜになる一瞬をどうぞお見逃しなきよう。挿入されたイラストの魅力とともに、心癒される一作です。


・僕ね、携帯電話って文明の最先端なイメージだと思うんですよ。実際。
 でも、この作品に出てくる、ボロボロの携帯電話は、暖かくて、それでいて粋な雰囲気と、「少し不思議」なSFが混ざった魔法のアイテムなんですよね。そういうの、寓話さんの味だなあってすごく思います。

 ちゃんみお=不遇

 そんなね、イメージが付いてしまった未央ですけど、きっとね、彼女だって色々努力しているはずなんですよね。
 でも、結果が全ての世界で、結果が出なけりゃそれらはやっていないのと同じ、誰にも認めてもらえない、気付いてもらえない。そんな中、少しづつ挫けていく未央の心。
 そんなね、未央がたくさんたくさん頑張ってるって一番良く知っているのは他ならぬ未央自身で、そして、それを一番近くで見ていたのはプロデューサーで、そんな2人の思いをたくさん、たくさん繋いできた携帯電話が、ちょっとだけ見せてくれた奇跡。今の努力が実を結んだ未来の未央からのたった一言「知ってる。頑張って」って言葉。ああ、綺麗だなーって素直に思います。

 そして、このお話の更に未来、トップアイドルにきっとなってる未央と、彼女のプロデューサーに幸多かれと思わずにはいれられません。




☆他薦枠☆
「Changes.」 <天海春香><音無小鳥>ほか
http://allegoryfactory.web.fc2.com/changes.htm
 プロット作成:寓話  タイトルロゴ作成:ガルシアP  イラスト提供:十さん
 (シナリオ及び本文は合同制作)
◆三年前、某企画用に書いた作品です。今回推薦して頂いたのを機に、html版をアップロードしました。

・『このSSを読め!』なんて企画があったら、
 モバマスとかから入って、最近アイマスSSを読み始めた人たちに是非読んでもらいたいSSは何か……
 僕の中で一番輝いているSSは?
 そんな話があったとしたら、このSSを勧めたいです。

 低ランクで引退間近の春香と小鳥さんが、ひょんなことから入れ替わるストーリー。

 自分が見えなくなって、自分らしさを失った春香、春香らしく在ろうとする小鳥さん、春香の為に怒る律子
 春香が本当に、皆から愛されているんだと……それは話の中だけの事じゃなくて、寓話さんやガルシアPからも、
 きっと読んだ人たちからも、愛されてるんだなぁと感じました。
 変わって、入れ替わって、立ち直ったことで未来が変わった。
 そんな『Changes.』をみんなにも知ってもらいたいです。




―――――――――

・明日31日の更新は、今までの記事と作品のリンクを一覧にした、まとめ記事になります。

―――――――――
20:00  |  SS紹介(2013/07)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013'07.29 (Mon)

【SS紹介】「◯(マル)あげよう――或いは菊地真の場合」ほか【第二十九回】

●「三作以上推薦を頂きました」枠(その3)

58:「◯(マル)あげよう――或いは菊地真の場合」 <菊地真>/作者:微熱体温さん
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1168793 ●「Fragments 1/13」シリーズ一作目

【あらすじ】
 教師の僕と菊地真の関係は、クラス担任より薄い。週に三回、一五〇分の授業が僕と菊地の接点だ。
 その接点すら欠席続きで失われていた年末。僕は、菊地のプロデューサーという男に呼び出された。

<一言コメント>
 真の姿が出てこない真SS。でも真が好きで真を知っている人なら、必ず「彼女らしさ」を感じとれる作品。
 ある一般人を通して、アイドルの存在を遠くに感じ、何かを想うシリーズ。現在五作目まで続いています。 

★本作を推薦してくださった方のコメント★
・アイドルとプロデューサー、アイドルとアイドル、またはアイドルと知り合い、またはファン……
 様々な出会い、触れ合い、葛藤し、希望や可能性がアイドルを中心に巡るのがアイドルマスターの世界だと思っています。
 そんな中にあってこのシリーズは、アイドルではない、親密な関係者でもない、最終的にファンになるでもないけれど、ほんの少し……可能性の端っこが引っ掛かった人間の物語です。
 言うなれば「アイドルマスターの世界から一番遠いアイドルマスター」じゃないかと。
 そして一番遠いからこそ、主人公が特別じゃないからこそ、ある意味では気まぐれで、ある意味では奇跡的で、そしてある意味では真実の優しさがそこにある……
 そんな『ホントの暖かさ』に、拙いながらもSSを書く身として、いつか辿り着きたいと思います。

 読み終わった後にストンと心に残るタイトルもとても良いです。
 これからもシリーズの続編を期待したい、と言う意味も込めて、『◯(マル)あげよう――或いは菊地真の場合』の感想でした。




☆他薦枠☆
「飛行夢(そら・とぶ・ゆめ)」 <水瀬伊織><四条貴音>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=734970
・三人称に近い一人称の淡々とした心地よいたかいおです、寝る前に読みたい。
 かなりかなり昔の作品ですが、僕は今でも大好きです。



「椎葉の季節――或いは萩原雪歩の場合」 <萩原雪歩>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2150991 ●「Fragments 1/13」シリーズ三作目
・やよいが産卵するというシチュエーションに幼い外見ながら母性を浪費する高槻やよいという個性を表現し、そのサポート役に徹するいおりんの言動で彼女の賢さと品格を十分に保持したままコメディをやりとげる手腕に鳴子ハナハる、もとい感嘆することしきりですが、ここは氏が別名義(産卵P、略して微熱体温)で書かれた一篇を推すことにいたします。
 一人のトップアイドルを輩出するために、また一人の女の子をトップアイドルに導くために、ディスプレイのこちら側にいる私たちはディスプレイの向こうの何人と付き合わねばならぬのでしょうか。
 任意の女の子とそれを導く私≒プロデューサー。頂点への道は、ただの二点で定義できるほど単純ではありません。ほんの少し妄想過多な事務員さん、基本的にファン人数の確認しかしない社長、最初に挨拶回りに行った作曲家の先生、時折交友関係がうかがえる同僚達、エトセトラ、エトセトラ……否、そんなものでは絶対に足りえません。一人のトップアイドルは百万を優に超えるファンを抱え、そのファンの一人ひとりが勝手気ままにアイドルを受容し、また名前くらいは知っているけれどこれからファンになる人々が控え、さらにはまだ彼女の名前すら知らぬ市井の人々が存在しているのがアイドルマスターという世界であり、そのようなだだっ広い世界があるからこそ、そこで認められようとしている最初は無名の女の子の背中を押してあげる、ボタンを押すこの手が特別なものになりうるのです。
 直接的にはアイドルを描かないこのFragments1/13というシリーズはかかる世界の広大さを実感させるという意味で、アイドルマスター世界との関わり方を再考しアイドルマスターというコンテンツをより豊饒で魅力的なコンテンツとして見せてくれる、実にいい具合の二次創作作品なのですが、そのなかでも特にこの作品は、ほとんどギリギリの限界と言ってもいいほど、中心となるべきタイトルにも出てきている萩原雪歩との距離を遠くとっています。キャラクターをより濃厚に、時にはより内面に潜り込んで、また時にはまったく違う切り口から解剖して描きだそうとする傾向のあるアイマスSSの界隈においてこの試みは一つの実験であり、その成功を確認するためにも一読の価値があると断言できます。
 そしてもう一つ確認しておきたいのが、これは萩原雪歩のSSであるということです。熱いお茶を一杯いただいたような読後感は、雪歩以外のキャスティングではなしえないでしょう。
 例え特別な武器がなくても、精一杯であることで、愛され、また元気を与えてくれる。ありのままの自らを受け入れまた認められていくスターダムを背負う萩原雪歩こそが、この特別製のありふれた登場人物の物語の一部に顔を出すべきアイドルであり、日本茶を扱う雪歩SSこそ数あれ、数少ない日本茶のような雪歩SSとしてもまた、まだ読んでない人は読めと声を大にして催促する次第です。
20:00  |  SS紹介(2013/07)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013'07.28 (Sun)

【SS紹介】「しあわせのかたち」ほか【第二十八回】

●「三作以上推薦を頂きました」枠(その2)

57:「しあわせのかたち」 <鷹富士茄子>/作者:にわさん
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1933900

【あらすじ】
 初めて彼女に会った時のことを、俺は良く覚えていない。聞けば、通りすがりの幸運を呼ぶ女だと言う。
 「俺の、アイドルになってくれないか」願い事は叶えられ、鷹富士茄子はアイドルになってここにいる。

<一言コメント>
 幸運の女神と出逢ったPのお話。運命を変えるほどの幸運は、時に人を不安にさせるのかもしれません。
 彼女は周りを幸せにできるけど、彼女の幸せは何処にあるのだろう。そんなことを考えてしまいました。

★本作を推薦してくださった方のコメント★
・鷹富士茄子さんの話なわけですが
 茄子さんってチートなんですよね。幸運でなんでも出来ちゃうようなご都合主義的なことも出来てしまう
 だからこそそんな子で話を書くのって難しいのだけれど
 これはそういうのを本当に上手く書いてる
 幸運のお裾分けをしつつも、やっぱり彼女自身も幸運で
 一種ラブストーリーみたいなんだけどでもそれだけじゃない何かを感じさせるの上手いなーくそーファック




☆他薦枠☆
「Starting Over」 <天海春香><如月千早>ほか 
http://mujou.web.fc2.com/startingoverindex.html (※個人サイトに飛びます)
・一番大好きな作品です


「アイドルマスター 『あなたのわたし わたしのあなた』」 <萩原雪歩>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=623133 (全3ページ)
(推薦のみ)


「幸せのカケラ」 <水瀬伊織>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1162965 (全3ページ)
・にわさん愛してます


「虹の架け橋」 <秋月律子>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1759752
・にわさんは現実と非現実の境目をぼかして、ふとした瞬間にリンクさせるのがとても上手な人で、でもそれは簡単なことではなく、切実な祈りの上に辛うじて成り立つ奇跡のような一瞬だと、ちゃんと気付かせてくれます。そんな中で特に推したいのが律子のこのお話。


「モーニンググロウ」 <多田李衣菜><星輝子>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2126136
・だりーなの物語で始まり、各キャラクターの物語に介入して、最後はだりーなの物語に回帰していく。
 それぞれがそれぞれの独立した悩みと対面している世界がたまらなく好きです。
 特に星輝子の紡ぐ弱々しい小動物オーラは私のハートを捉えて放しません。
 ありがとうございました。



「かなしくなったときは」 <望月聖>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2286861
・珍しく二人称で書かれた作品。
 どこまでも柔らかく静かに優しさが降り積もっていく。



「麦藁帽子、あるいは夏の栞」 <鷺沢文香>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2388226 (全3ページ)
・麦わら帽子はそのままでは釣り合った運動エネルギーによって頭の上から動くことはない。もし飛ばされるならばそれは風などのエネルギーが加わり均衡が敗れた結果である。われわれの行動、あるいはその原動力となる心情も、決してひとりでに変化することはない。この作品の主人公の身に起こった出来事も同じで、たったひとりの男が彼女の世界に現れることで静止した均衡が崩壊する。この崩壊は不可逆的なものであり、月の満潮であり、飛ばされた麦わら帽子だ。だからこそこのエピソードを書き表すならば軽くない言葉と描写が必要になる。タイトルを冠した三編目にある主人公のドライヴする心情描写と、そこにあるときに暴虐的でときに美しいモチーフをもった変化は、心地良い響きとなってわれわれ読者の均衡を崩すのだ。


「加蓮's Days」 <北条加蓮><渋谷凛><神谷奈緒>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2437895
・加蓮と凛と、奈緒ってすごくこう、「日常」が似合いますよね。スッと入っていけるというか。

 765プロでこういう役回りって春香とか千早とか雪歩とかになるんでしょうけど、アイマスってアイドル育てるゲームですから、これまで、公式非公式問わず色々彼女らの成長なり、成功なり見てきた中で、すこしそういうの、忘れがちになってしまうんですよね(あくまで自分が読んだり書いたりする中で、ですけど)
 例えば春香なんて、長くアイマスのセンターキャラ務めてきましたから、なんとなく「アイドルの申し子」的なね、扱いなこともよくありますしね。

 シンデレラガールズが始まって、キャラが増えて、「日常」を強く匂わせるキャラが増えて、なんとなく「ああ、日常の中にアイドルがいるんだね」っていうのがまた、思い出せたというか、すごく、「あー、良かった。やっぱこういうのすごく楽しいし面白い」って思えてます。最近。

 で、今回のにわさんの作品がね、またね、うん、良いですよね(小並感)
 前半ね、女の子がファーストフード店で集まって、お話してるんですよ。日常ですよ。
 でもね、それだけじゃないんですよ。他愛無い話なんですけど、ちゃんと色々考えていて、そこには女の子の色々な回路がね、複雑に色々絡んでいるような、それは時に陰であって陽であるような、そんなの、読んでてニヤニヤするしかないんですよ。ああ、こういうの良いなーって思うしか無いんですよ。セリフ回しがすごくツボなんですよね。

 でね、でも、加蓮って少しだけ身体が弱いから少しだけ日常における陰の部分が少し濃いですよね。でもね、陰が濃いっていうのはつまり、裏を返せば陽の部分の輝きもまた、強いってことですから、そこがね、後半のキラキラ感を強めているのかなと思うんです。
 そして、女の子の日常の中にいつしか深く絡んでいく、絡んでいたアイドルという要素と、プロデューサーという人物。ああ、なるほど「アイドルマスター」というお話の神髄ってもしかするとこういうのかもしれないな、なんて思う作品でした。
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2013'07.27 (Sat)

【SS紹介】「かわいくないって言われたことない」ほか【第二十七回】

●「三作以上推薦を頂きました」枠(その1)

 ※推薦コメントの量も多いため、27~29日は一作者ずつの紹介となります。/寓話

56:「【新田美波】かわいくないって言われたことない・1」 (※全六話)
<新田美波><龍崎薫>/作者:あかつきさん
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2362106 (1)
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2362138 (2)
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2362169 (3)
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2362198 (4)
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2429721 (5)
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2362260 (エピローグ)

【あらすじ】
 「あんた……かわいくないわね」初めて会った日、新田美波のプロデューサーは不機嫌そうに言った。
 ロリコンで口の悪い彼に振りまわされてばかりいた美波は、昔の彼を知るアイドル・龍崎薫と出会う。

<一言コメント>
 誰もが通る「アイドルとプロデューサーの出会い」を実直に描いた作品。薫ちゃんPは読んで泣きましょう。
 かわいくなさを自覚した美波の素のかわいさ。個性的なPのキャラと相まって、全六話があっという間です。

★こちらもおすすめ★
「【橘ありす】トーカティヴ・ラブレター/出口を探して」 <橘ありす>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1719829


☆他薦枠☆
「【新田美波・瀬名詩織】だれにもいわない」 <新田美波><瀬名詩織>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1499260
・さざ波のように流れる穏やかな雰囲気が、新田さんと瀬名さんの優しい一面をより魅力的にしていて、二人のやわらかなふれあいをいつまでも見守りたくなりました。二人のことがもっと好きになれる、素敵なお話です。


「【新田美波】ヴィーナス」 <新田美波>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2279482
 ※二名から推薦をいただきました(うち一名は推薦のみ
・物語を構成するもののひとつとして、いかに印象的なシーンを描くか、というのがある。われわれは何気ない日常の中で起こったターニングポイントを、その後に至るまで記憶し色鮮やかに思い出すことができる。この作品では誰の目にも見て明らかな優等生がダンボールを蹴る、という行為がそれにあたり、象徴的に何度も繰り返される。注目したいのはダンボールを蹴る人物を見るという現象が格別非日常的ではないということだ。しかしそこには作中人物の新鮮な驚きがあり、発見があり、確かな変革がある。そしてこの出来事は主人公の心に強く焼き付き、数年の時を経ても忘れることはない。こういったシチュエーションを説得力を持って書き上げたこの作品には、生きた人間の生きた変化が読み取れる。こういった作品を読むのは実に楽しい。


「【工藤忍】ポストのお話」 <工藤忍>
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2288145
・ポストのお話なわけですが  ポスト?
 ともかく恥ずかしながら何度読んでも目が潤んでしまいそうになるんですよねぇ
 工藤忍って多分モバマスでも1,2を争うレベルで、アイドルになりたいと思ってなった子だと思うんです
 最初にRで出てきた彼女は見るからにかわいいけど田舎から出てきた家出少女って感じで
 アイドルのイメージからはなかなか遠そうな子だったわけです
 そんな子がアイドルの夢をつかむまでの過程なんてどう考えても面白いはずなんですが
 視点の作り方とか、ポストさんの語り口とか、後半の締め方とか、んはぁってため息が出てしまうのでした
20:00  |  SS紹介(2013/07)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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