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2007'10.30 (Tue)

ダブルブッキング

「プロデューサーの誕生日っていつなんですか?」
「ん? 俺? 今度の土曜日」
「えっ! そ、そんな早く!?」
「仕事終わったら高木社長が晩飯奢ってくれるんだ。
 小鳥さんも同伴するって言ってたぞ。雪歩も一緒に来るか?」
「あ、あの、私は…」
「確か夜は仕事無かったよな? えーと」
「お、お父さんが、…同じ…誕生日で……」
「えっ、そうなのか!? そりゃダメだ。危ない危ない」
「……ダメですか?」
「ダメ」
「……」
「そんな顔されてもダメ。あんまりお父さん泣かせるなよ。
 誕生日くらい好きな1人娘に祝って欲しいって」
「…プロデューサーは?」
「え? 俺に娘なんていないぞ?」
「そうじゃなくて…好きな…」
「あっ、小鳥さん! 何ですかその紙袋! 今チラッと見えましたよ!
 背柄に “独身” なんて書かれたセーター、俺は絶対着ませんよ!」

***

「お父さん、誕生日おめでとう。…あのね、これ」
「おお。有り難う。プレゼントより、こうして雪歩が家に居てくれるのが何より嬉しいな」
「ごめんね? 私、お父さんに心配ばかりかけて」
「……まぁ、お前が気にする事ではないだろう。
 折角の宴会なんだ。皆の雰囲気を壊しちゃいかん。雪歩も母さんのご馳走を頂きなさい」
「う、うん。私、お母さんのお手伝いしてくる」

(良かった。お父さん、今日は優しいみたい…)

「?……どうしたの? 皆バタバタして……」
「あ、お嬢様。…ええと、…それがその、…ええと…」
「雪歩! 居るか!」
「お父さん? 誰か来たの?」
「……いいから黙って玄関に行きなさい。
 それからお前がくれたプレゼントと同じ包みがもう1つあったな、あれも部屋から持ってけ」
「…お父さん?」
「奴に伝えろ! 次は洋菓子なんか止せとな!
 こんなもの貰っても絶対食わんぞ! 母さん、雪歩と勝手に食え!」

(…今すぐ帰るだと?…ふん、生意気な口を叩きおって…すぐに驚かせてやるわ…)


このあと雪歩が出かけたか残ったかは、きっとかずちゃんと雪歩だけの秘密





【考察】雪歩スレ13-22・23 投下日:2007/10/30

雪歩父は娘が心配なあまり、厳しかったり甘かったりいろんな側面があるけど、
なんだかんだでいい人だなあと思います。

オチを振り投げていてしまって惜しいことこの上ないのですが、
雪歩はやっぱりお父さんを立てると思います。

で、お父さんにも呆れられながら、背中を押されて出かけて行くような気がするのです。
00:00  |  雪歩  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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