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2009'08.05 (Wed)

美希と伊織とSPの話(雑記)

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06
(2009/08/05)
ゲーム・ミュージック水瀬伊織(釘宮理恵)

商品詳細を見る

前回に続いて2回目の美希トークになります。

*ネタバレについては一部自重してます
*それでもおk!な方は追記部分よりどうぞー

【More】

『Colorful Days』と『オーバーマスター』のCDリリースから始まった、アイマスSPシリーズ。
先陣をきった2枚を追うようにリリースされた音楽CDが、MASTER SPECIALシリーズです。

ファイナルナンバー・MS06における2人のトークは、着せ替えごっこをしながら進行します。

歌って着替えてトークもするよ!というはっちゃけた流れなのですが、
06ペアは同じ年コンビという部分もあり、展開は始終おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさ。
互いに一切遠慮なしのトークと、一転したガチ歌のバランスは実に秀逸なところがあります。


まずは3曲ほど個人的な感想から。


■トラック01:ショッキングな彼(美希新曲)
『ふるふるフューチャー☆』のハニー路線が一層ストレート色を得たような『ショッキングな彼』。
振り回す女の子は時に厄介で、だけどそこが可愛いという、SP抜きで考えても美希らしい曲で、
スターシナリオで時々顔を出してきた、あの「ふりまわしキャラ」な美希の歌だと思います。
等身大の美希はやっぱり元気いっぱい恋愛ソングが似合うと実感できる、直球アイドルソング。
こういう等身大ジャンルの曲で行くと、やはり美希は頭一つ抜いて上手いなあと感じます。


■トラック02:リゾラ(伊織新曲)
『太陽のジェラシー』が一層南国チックになってノリノリな伊織と共にラテンのリズムで帰ってきた!
という雰囲気の曲。路線はトラック01にシンクロして恋愛ソングです。伊織の方がちょっと内面的と
言うか、少しだけ大人の恋愛っぽい感じがしました。曲調がノリノリなせいか、声質が年相応でも、
一層情熱的に聴こえてくるのはいおりんならでは。夏の島とハイビスカスと伊織はよく似合う。
V4U補正もかかって色んな意味で眩しい限りです。


■トラック05:深紅(美希カバー曲)
美希カバー曲でゾクゾクした前例に『涙のハリケーン』があるのですが、『深紅』はSPであまり見られ
なかった、美希が本来持ちあわせていたカッコイイ部分にあたるような曲でした。曲の説明とは少し
離れてしまいますが、MS03の千早カバー曲『遠い音楽』・MS04の貴音カバー曲『やさしい両手』でも
感じていたことで、本来のSPシナリオでさらりと流されてしまうような部分にスポットを当てたような、
そういう曲をチョイスしてきたスタッフにまず拍手を贈りたくなります。

『深紅』は『涙のハリケーン』同様、美希の歌唱力が一際輝くカバー曲でもあるのですが、
含まれる雰囲気からは、どこか躊躇いの混じった強さを感じます。
プロデュースでいうならば、『relations』を選曲しないままトップアイドルになったような美希。
ソフトでいうならば、やはりSPシナリオの美希がもっとも身近に感じられました。

実際のSP美希は、天性の資質で高みに登りつつも、その強さ・高さが実感として理解できない、
「作られたトップアイドル」のようなハリボテ感がありました。961プロ補正がそれを一層加速させ、
見えにくくなっていた、その時たしかに存在していた「美希の本来の強さ」を象徴するような曲。
『深紅』はそういう美希の1カットを象徴しているような曲ではないかと思います。


***


曲紹介を全てするとエントリが大変な長さになってしまうので、ひとまず好きな3曲をご紹介しました。

端折ってしまいましたが、伊織カバー曲『ラビットパニック』・マスターバージョンの『my song』、
美希と組んだ『Do-Dai』、美希ソロの『メリー』、いずれも非常にハイレベル・ハイクオリティです。

とりわけ伊織の『my song』は、ML04の真・伊織・あずさトリオの段階で名高い部分があったのですが、
ソロが聴けてよかった!と思えるくらいの完成度です。アイドルとして、歌手の一面を持ち合わせる
伊織が、その両腕に抱える世界観の広さに思わず鳥肌が立つこと請け合い。
(もちろんウサギ連呼の可愛い伊織も好きです。中の人補正もあるかもですが非常に多面的な子ですね)


このへんでトーク部分に目を向けていきたいと思います。

冒頭に述べたように、本作MS06は美希と伊織のファッションショー宜しく、くるくると変わる衣装と
その態度の変化が面白さを際立たせています。いわば着せ替えなりきりトークです。
「そんなのも用意してたの!?」と思ってしまう衣装が次から次へと出てきます。
このスピード感と2人の遠慮なしトークがとにかく面白い。トーク上手な漫才師のようです。

美希と伊織は、いろんな衣装に着替えながら、女の子の可愛らしさを探していくことになります。
どういう風にすれば可愛く見えるのか、自分に合った衣装は何か、足りないものを求めるように、
「あーでもない」「こーでもない」と着替えながら、おしゃべりしつつ歌いつつ展開は進みます。

そして伊織の『my song』ソロが終わったあと、すこしだけ空気が変わるシーンがあります。


■トラック11:トーク4

トラックの1分50秒あたりで、美希がぽつりと「あること」を洩らします。

それは美希がずっとずっと奥底に抱えていた「もの」であり、
どれだけ外面を変えても変わらなかった「過去」であり、
おそらく美希の中ではこの先も消えることのない「事実」です。

長い長い沈黙を破って、ファイナルのMS06でようやく誰かに事実を吐瀉する美希。
美希と同じ年の伊織は、それに対して簡単な返事をします。

この伊織の返事が、ほんとうによかった。

MS06の発売記念インタビューによれば、伊織の声優さんは、「美希は年下だと思っていた」そうです。
(参考リンク)
それが本当ならば、「年上の伊織」が「年下の美希」を、伊織なりに優しく諭した形になるのでしょう。
このトーク部分に関しては、何度聴き返しても、胸の奥がぞわぞわしてくるのを感じました。

美希の終始楽しそうなトーク、伊織の才が際立つリアクション。
発売前から一抹の不安をささやかれていたMS06は、蓋を開ければ非常に完成度の高い一枚となって
いました。

伊織はその口達者っぷりで広いカバー力を持ち、美希はどんな相手でもマイペースにやってきました。
もとよりカバー力は非常に優れた2人が、打てば響くリアクションで1+1を3にも4にも魅せるのです。

その名に星の一字を持ちつつも、スター組には含まれなかった女の子。
「もしも伊織と絡んでいたら」、そう思うのは邪道かもしれませんが、実際本作はそれをクリアしています。
決して目にすることはできなかった絡み合い、その一角を覗けたような、ボーナスコミュのようなトーク。
それが80分も収録されていて、おなかいっぱいにならない筈がありません。

そして更に、ここからつながる『L・O・B・M』。
鳥肌を立てるなと言われる方が無理というものです。


***


「もしも美希がスター組だったら……」という妄想は、していて飽きることがないのですが
ファイナルトラックの感想に入る前に、ここで少しだけ脱線しまして、ワンダリングスターのシナリオに
触れておきたいと思います。
アイドルマスター SP ワンダリングスター(特典なし)アイドルマスター SP ワンダリングスター(特典なし)
(2009/02/19)
Sony PSP

商品詳細を見る

自分が最初に触れたSPがワンダリングスターでした。
もともと固定シナリオという存在がなかったアイマスが、どういう風に進化したものか
それを見たくて購入したのがきっかけです。

(以下、ささやかにネタばれありなシナリオ考察です)

ワンダリングスターの亜美真美シナリオに、ラストの貴音がP経由で
「とあるアイテム」を受け取るシーンが存在します。

もしも機種がPSPではなかったら。このシナリオ自体が数年前に存在していたら。
それまでずっと双子視点だったプレイヤーの感覚が、ここで一気に貴音視点へとすり替わります。
『relations』における「またね」の意味合いを、そのアイテムに込めてくるところがたまらなくにくい!

アイドルアルティメイト最終戦における、まさかの双子の策を聞かされ、鳥肌を立たせられた直後、
伊織シナリオにも引けを取らない熱戦、そして清々しいまでの大団円。
ああやっと終わった面白かった!と思って油断していたら、まだ策が待ち構えていたという多段攻撃。
これには思わず「真美は最高にかちこいなあ!!」と膝を叩かずにはいられませんでした。


スター組のシナリオは、いずれも対貴音への三者三様の展開がバランス良くちりばめられています。
ライバル大激戦!な王道シナリオの伊織、アイドルとは何なのかを自問しながら成長していく雪歩。
亜美真美は「貴音と友達になりたい」という部分を第一に置いて進行していきます。

765プロアイドル勢からして「強敵」であり「目標」であり「親友」でもある貴音。
そのアプローチも多角的で、貴音の魅力をいろんなところから見せつけられることになります。

敵事務所とはいえ、これで「只のライバル」としてしか見られないはずがなく。
(なにしろ自分の担当するアイドルたちがこぞってライバルを絶賛してくるのです)
それ故に、スター組シナリオはアイドルアルティメイトが後半になればなるほど、
「早く貴音が独立して(765プロに来て)くれないかなあ」とまで思うようになっていました。


貴音シナリオの成功性の一つには、「黒井社長をあまり信用していない」という部分があるようです。
もともとの美希シナリオに望まれていた部分「実はだまされているんじゃね?」という希望の一角を、
すこしばかり貴音シナリオが享受していたところがあります。
(美希の場合、問題が「騙されていた点だけにとどまらなかった」ところが厄介でした)

とことんストレートに騙されてしまいつつも、最後の最後までまっすぐに自分の道を突き抜けた響。
方針に疑問を抱きつつも、周囲をとりまくアイドルたちに本来あるべき道の行く末を見つけた貴音。

SPシナリオの必然性とはすなわち、一度存在が消えたはずのキャラクタたちが、
765プロに回帰するまでを辿る物語でもあったわけです。


***


長い脱線になりました。スター組は語りだすと止まらなくていけません(´・ω・`)続きはまたの機会に。

スター組シナリオが、貴音の魅力を1から2にも3にも魅せていたことと同様、
MS06の展開は、美希が出し切れなかった魅力を引き出し、それを伊織が響かせている印象が強いです。

「SP美希がもっともっと他の子と上手く絡めていたら」「異なるアプローチが成功していたら」という、
シナリオ面ではどうしても物足りなかった部分を、非常にうまくカバーしてくれた一枚だと思います。

トーク相手が伊織であったこと。そして非常に賢い返答をしてくれたこと。

なによりも美希を容認する意思を示してくれたことが嬉しく、
今まで禁句のように見られがちだった部分を認められたような高揚感を覚えました。

そんな充実感を抱えたまま聴かされることになるのが、『L・O・B・M』です。


■トラック12:L・O・B・M
ささやかな迷いを振り切った美希と、やっぱり手加減一切無しな伊織との最終最強デュオ曲。
MAシリーズの『i』同様、MSシリーズはこれを聴くとエンディングだなーという気分になります。
デュオなので互いの強弱感があらわれやすい曲でもあるのですが、『Do-Dai』REM@STER-A同様、
台詞パートに一歩も二歩も強みがある2人だなとも思います。ゲーム的にはビジュアル面に秀でる
伊織と美希ですが、歌声に視覚的な強さを乗せてくるような感覚があります。
ラスト直前の掛け合い台詞が実に美希「らしい」なあと思いました。



そうして。

MS06の展開はボーナストラックを迎え、最強のシークレットトラックへと突入します。



(以下内容のネタばれ少しあります。行数かせぐので回避希望の人はここでストップ!)










■トラック16:Colorful Days(M@STER VERSION 12 Colors)
貴音・響を加えた12色分の『Colorful Days』になります。1枚目のシングルが出たときから、
「 」の色が961ペアの2人であることより、散々推測されてきたところではありますが、満を持しての
シークレットトラックで登場。歌い手は美希・貴音・響のトリオ。
金・銀・黒のイメージが強かった『オーバーマスター』で始まったSP961トリオでしたが、本来あるべき色の
黄緑・臙脂・浅葱のカラーをようやく取り戻した感じが非常に嬉しくもあり頼もしいです。とりわけ美希は、
イメージカラーを変に上塗りされてしまった感がずっとあったので、これは本当に嬉しいボーナストラック
でした。

シークレットトラックに突入する前、2人のトークパートに響と貴音がやってくるシーンがあるわけですが、
このシーンが自分はとりわけ好きです。美希を迎えにきた2人の図、といった雰囲気があることと、
ここで不思議と、響と貴音が「美希よりも先輩っぽい」空気を感じられるからかもしれません。
キャラクタの存在自体が美希より先輩だったことと、SPの時間軸がサン→スター→ムーンという部分もあり、
響と貴音は「美希よりほんの少し早く765プロに戻った」イメージがあるせいでしょうか。

美希は765プロの末っ子ポジション、という箱○の概念がとても好きなので、仮に全員集合になったとしても、
やっぱり美希はみんなの末っ子であってほしい、そんなふうに思っています。年下からは友達みたいに懐かれ、
年上からは何だかんだ叱られながらも可愛がられる、そんな自由気ままな美希が好きです。そういう意味では、
ボーナストラックトークから続く『Colorful Days』は、新しい765プロの象徴に相応しい曲だったのではと
思います。


***


MS06一枚だけでたくさん書いてしまいました。他にもたくさん語りたいアイマス曲は山とあるのですが、
SP発売前から美希だけがどうしても心配だったので、MS06発売を機会にひとつエントリを書いてみました。

本来ならSSに昇華して、もっと解釈しやすいカタチでお見せするべきだった部分かもしれませんが、
自分の中でひと段落ついた部分が強かったので、今回はシリーズ紹介も兼ねてこういう形式をとりました。

また元気な美希を見られたことはとても嬉しいです。そういった部分もSSに反映していけたらと思います。

SS保管庫とは名ばかりの雑食ブログになりつつありますが、食指が動いたものに関しては今後もドシドシ
取り扱っていきたいと思います。お勧めとかリクエストがありましたら、コメント欄でも拍手でも気軽に
ご意見いただけたら嬉しいです。



最後になりましたが、MS06は非常にいい一枚となっております。興味が出てきた方は是非!
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06
(2009/08/05)
ゲーム・ミュージック水瀬伊織(釘宮理恵)

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 | 2009年08月07日(金) 13:06 |  | コメント編集

>シークレットコメントの方

いらっしゃいませー。コメントありがとうございます。
穴掘って埋めておいた懐かしネタを掘り出され、内心「ぎゃー!」って感じですw
『fairyt@le』くらいコラボ色の強い条件下で焼き直ししてみても良かったかも
しれませんね。いずれ美希と貴音も一緒に何かやりたいなーと思ってます。
あずささん気分でのんびりとお待ちください。
寓話 | 2009年08月07日(金) 22:33 | URL | コメント編集

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